フォーレ、デュパルク、そしてヨハネ受難曲

まずは先日の続き・・・

去る5月27日、大泉学園にあるゆめりあホールにて、ソプラノの本宮廉子さんとアルトの奥野恵子さんのジョイントコンサートにおじゃましてきました。前半、フォーレとデュパルクの歌曲(間にピアノ連弾でフォーレのドリー)、後半にはなかにしあかねさんの歌曲。本宮さんは透明感のあるまっすぐで柔らかい声質、奥野さんはアルトらしい奥行きのある声質で、それぞれ時間と共に声もどんどん充実してきて、とても楽しませていただきました。これから益々伸びていく若い芽、期待しております!ピアノの山形明朗さんが多彩な音色でそれぞれの世界を作り上げて好演!


そして、今日は一橋大学兼松講堂にて、ヨハネ受難曲を聴いてきました。ヴィオラのAちゃん、チェンバロの師と共に。

まずはその前に・・・ランチです。リストランテ文流にて。

私はハンバーグ。あとの二人はパスタ。
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もちろん、デザートは別腹です。
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食事を終えて会場に向かう途中、プレトークのI教授や、本日の指揮者であるW氏やその他演奏者の方々にも遭遇。みなさん本番前に外でお食事だったのでしょう。
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1000人は入る講堂は、いっぱいの聴衆で熱気むんむん。2階サイドの席に座りましたが、熱気が全部上がってきて暑いくらい。座席の足もとは狭く、今どきの若い学生さんがこの席に座ったら長い足がつかえて座れないのではないかと思いました。。。でも、建物は趣があり、構内の木々は緑がいっぱいで手入れも行き届いておりとても気持ちがいい。ここの学生さんたちはいい環境で暮らせて幸せだなぁと思いました。
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I教授のプレトークのあと演奏。エヴァンゲリストのジョン・エルウィス氏が素晴らしかった!感情や描写表現が見事。ペトロの否認のところでの"weinete bittelich"はいつ聞いてもグッときます。

今回のヨハネ受難曲演奏会のもうひとつの見どころ、聴きどころは、ラウテンクラヴィーアというチェンバロが使われたこと。渡邊順生さんの弾き振りでしたが、このチェンバロにはリュートと同じガット弦が張ってあるとのこと。音も独特。バッハもこの楽器を使ってヨハネ受難曲を演奏したことがある、との文献もあるらしく、この演奏会を企画されたようです。

今日の演奏で、ヨハネ受難曲の最後のコラールを聴いた時、それまでの長い部分すべてがこの最後のコラールを歌い上げるためにあるのか、と気づかされました。バッハ、やはり偉大です。


本日ご一緒したお二人に元気をいただいて、さて、新しい一週間、前向きにまいりたいと思います!
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