ポロネーズ・ファンタジー

夕方の大雨の中、お近くのS音楽大学まで、我が恩師K先生の公開講座「ショパンのポロネーズ・ファンタジー」を同門の友人と一緒に聞きに行ってきました。学校前の駐車場から、池のようになった構内をざぶざぶ歩いて会場まで。

エキエル版の話も含め、和声進行、調性の移り変わり、演奏上のヒントなど、いろいろな方向から作品の見方を(先生の意見も)話してくださいました。

講座が終わって会場を出ると、前を歩いていた若い学生さんたちが「いつも先生に言われる通り弾いてるだけなんだけどね~」「あんな風に考えて弾くもんなんだね~」という会話。そうそう、そこ大事!

K先生はご自分の意見を鵜呑みにされることが好きではありません。反論されるとむしろ大喜びするくらい。常に見落としていることはないか、と、いろいろな作品に新しい発見がないかを楽しんでいらっしゃいます。もし過去の考えが間違いだと思われたら、過去に固執されることもありません。常に進化。頭の良さは真似できませんが、その精神は見習わなくては。

幻想的、即興的な作品であっても、形をしっかり把握して演奏することで、説得力のある演奏ができるということ。

講座が終わって外に出てみると、雨はすっかりやんで、道も不思議なくらい乾いていました。
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