ディエゴ・アレス チェンバロリサイタル

近江楽堂にて。
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バッハのゴルトベルク変奏曲。若干27歳のまだ少年っ気の残るスペインの若者。チェンバロ製作者のカッツマン氏の強いお薦めということで行ってきました。

素晴らしかった!楽しかった!!

チラシの色と同じ、赤いシャツに黒のスーツ、という出で立ちで現れた青年は、チェンバロを自在に操っていました。左手も右手も、それ以上に重なる様々な声部も、歌っています。音も美しい。歌うチェンバロ。楽器はカッツマン氏製作のフレミッシュ。オルガニストIさんの楽器だそうです。本当に美しい響き。繊細であり、かわいらしく、大胆でもあり、華やか。

ゴルトベルク変奏曲は1時間近くかかる作品ですが、30の変奏曲がまるでおもちゃ箱のように感じられ、次は何が出てくるの?(もちろん曲は知っているのですが)とワクワクさせる演奏でした。遊び心もいっぱいで、まさに即興的。チェンバロと戯れているような、表情も豊かに(楽しいところではニコニコと)、独特の節回しを持っていますが、しっかり作品の軸をつかまえている見事な演奏。終曲のアリアに至った時には、あ~もうおしまいなの?と名残惜しい気持ちが。もう一度最初から全部聞きたいくらいでした。この若者がどんな風に年を重ねていくのか、楽しみです。





今日は午前中、いつものように本駒込で合唱団の練習。新しい曲のお試し期間中。

ランチは築地です!「虎杖(いたどり)」にて、豪華海鮮丼(残念ながら画像なし)。美味しい幸せを味わって、無言の境地。その余韻もしばし続き、静かなランチタイムでした。

食後は築地市場をちょっとうろつき、新鮮な生牡蠣を路上で食したり、明太子買ったり。私の旧姓と同じ名前のコーヒー店が、以前あったはずの場所になかったので、パン屋さんに尋ねて現在の場所をおしえてもらいました。ありました、ありました。表通り。
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店主さんご夫妻と少し話しましたが、こちらのお宅は千葉出身でいらっしゃるとのこと。うちは兵庫県の奥の方ですが、どこかでつながっていないのかなぁ?

そのあと、新宿に出て、プリンスぺぺの楽器屋さんでちょっと気になる楽器を試奏しに行き、余った時間をスタバで過ごしました。本を読んだりしながら2時間。もったいない時間のような気もしましたが、どうやって時間を使おう、と思うくらい「余っている」時間を過ごす、というのは、いつもと違う発想の頭になれるので、たまにはいいのかもしれません。

そして、最初に書いたコンサートに向かったのでありました。美味しい物食べて、いい演奏が聴けて、幸せな一日でした。
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