ピアニストって…

自分の楽器を持ち運んで演奏するわけではないので、行き先でどんなピアノで演奏をしなくてはいけないのか、常に不安でもあり覚悟を決めている種族です。

今日、あるところでミニコンサートをしました。コンサートホールではなく、大広間でアップライトのピアノ。決して悪いピアノではないのですが、あまり弾きこまれていないのか、モコモコ状態。それでもなんとかしなくてはなりません。もちろん、もっと悪い状態の会場、ピアノだってあります。それでもピアニストは命をかけて(大げさ?いや、大げさでないかも!^^)いい音を鳴らし、いい響きを作り、なんとか聞いてくださる方々の心に訴えかけられるような演奏をしようと努力します。

逆の場合もあります。自分では飼えない…いや、買えない素晴らしいピアノを弾かせてもらえるってこともあるわけです。自分の楽器を持ち歩いて演奏できる人たちがうらやましくもあり、自前のピアノがそこそこでもいいピアノで演奏できることもあるのならその方がいいかも、と思ったり。

♪♪♪♪♪

さて昨日、某ウさんからおそわったので、姿見をピアノの横に設置し、自分の弾く姿、手の形、姿勢などを点検しながら練習してみました。確かに客観的に見られておもしろい練習。でもね、ひとつだけこの練習の欠点…?

鏡を横に置いていると、鏡の中の自分が一緒に練習している相棒の様な気がしてきます。なんか一緒に練習してくれてる人がここにいる!っていううれしい気持ち。一匹狼であることの多いピアニストにとって、そばにいてくれる人がいるってちょっと照れくさいようなうれしいような。時には邪魔だなぁなんて思ったりもして…こうなると恋人みたい。まさか自分の姿が恋人とは思わないけど…その恋人といつも一緒、の練習に慣れていると、急に本番で横の鏡がないと、いつも隣で弾いている恋人の自分が見えず、孤独になった気がしてものすごく心細くなるのではないか、と。。。

本番前には一人孤独に弾くことに慣れておくのも大事かも、って思うのは私だけかな??

★おまけ★
今日のコンサートでの控え室にて(休憩中)   鏡の中…
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