7月8日開演前その1

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自由学園 明日館講堂にて 14:00~



レクチャー&コンサート
チェンバロの時代とピアノの発明

武久源造(鍵盤楽器奏者)
久保田彰(チェンバロ製作者)


〈プサルテリウム〉
  C・パウマン:心からあなたを愛す
〈イタリアン・ヴァージナル〉
  G・ガブリエリ:陽気な女
  W・バード:パヴァーヌとガリアルダ
〈フレミッシュ・一段鍵盤チェンバロ〉
  スウェーリンク:「我が青春は終わりぬ」による変奏曲
  ケルル:カプリッチョ「カッコウ」
〈ジャーマン・二段鍵盤チェンバロ〉
  ベーム:前奏曲・フーガと後奏曲
〈フレミッシュ・二段鍵盤チェンバロ〉
  F・クープラン:恋のうぐいす
〈フレミッシュ&ジャーマン二段鍵盤チェンバロ〉
  F・クープラン:7月祭
〈フレミッシュ・二段チェンバロ〉
  ロワイエ:スキタイ人の行進
〈クリストフォリピアノ〉
  ガルッピ:ソナタニ長調
〈4台〉
  J.S.バッハ:4台のチェンバロとオーケストラのための協奏曲

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チェンバロ製作者久保田彰さん製作の楽器6台を集めて、武久氏がその時代の作品を聞かせてくれた。久保田さんの解説もとてもわかりやすく、実際に音を聞きながら、楽器を見ながら、チェンバロの歴史をもう一度頭の中で整理できたかんじ。ピアノの発明者であるクリストフォリの楽器をモデルに久保田さんが作られた楽器の音色を聞けたのも収穫。たしかにピアノの音。

現代のピアノは本当によく発達したものだと思う。どちらが良いとか、劣っている、という問題ではなくて、あらためて現代のピアノの細やかな表現力と可能性の大きさは素晴らしいものだと感じた。ただし、ピアノが何でもできる楽器か、と言うと、今日も家でフレスコバルディを弾いていたけれど、ピアノじゃどうにも間が抜けてしまうんだなぁ。。。イタリアン・ヴァージナルで弾くと途端に生き生きと息づいてきて、楽しくなる!

この日私は2階席で聞いたが、音響抜群で、講堂全体が楽器となってよく音が通ってきて最高だった。我が家に借りているのと同じイタリアン・ヴァージナルも演奏されたが、とっても豊かな響きだった。

この明日館は建物としても有名なところ。重要文化財。我が家の子どもたちは(実は私も…)自由学園系列の幼稚園「幼児生活団」で育ったので、ここの芝生の庭に、運動会前には合同練習でよくきたものだった。懐かしい。子どもたちが大きくなった今、芝生の庭も小さく見えた。
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