7月8日開演前その2

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西東京 保谷こもれびホールにて 18:30~

今回の演奏会の企画者・チェンバリスト加久間朋子さんのチェンバロ調律中の模様。



古楽の旅「バロックアンサンブル 最終章」

◆第1部
~器楽作品を集めて~
1.パーセル:シャコニー ト短調
2.ヘンデル:合奏協奏曲 作品6-12 ロ短調
3.F・クープラン:ラ・スタインケルク
4.ビーバー:ロザリオのソナタより パッサカリア ト短調

◆第2部
~オペラ「ディドとエネアス」全3幕

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まず…
なんといっても3000円でこれだけ聞かせていただけるなんてお得!!

全体の構成がよく、センスの良さが出ている。器楽奏者も声楽家たちもそれぞれ質の高い演奏を聴かせてくれ、市民からオーディションで選ばれたというメンバーの合唱も(踊りも含めて)気持ちのよい演奏で、すべて楽しませてもらった。

パーセルらしいちょっとした微妙な和音の変化が、歌手の歌う歌詞の意味と表情で生きてくる。田崎氏を中心とする音楽はよく聴かせていただいているけれど、ひとつの方向性が見えていて、決して派手ではないけれど、いつも暖かいものを聞かせてくれる。第1部最後の川原千真さんの無伴奏ソロもいつもながら集中力のある演奏!オペラではディド役の佐竹さんが益々脂の乗った(…これはご主人の方でしょうか?)歌手として、ステキな声でいい歌を、いい演技で聴かせて、見せてくださいました。

舞台装置もスッキリといいかんじ。私はオペラに出演する機会はないわけですが、以前に松山バレエ団と共演させていただいた時に見た舞台裏のすごさをふと思い出した。裏方の人たちの仕事の大変さ。気配りの細やかさ。身のこなしの軽さ。演奏が終わって拍手を浴びる出演者と違って決して表立っていないけれど、それらがすべて揃わないとステージの成功はありえない。オペラは総合芸術。

そんなことを思うと、3000円はなんて安いんでしょう!と益々有り難い気持ちが倍増します。出演者、スタッフの方々、お疲れさまでした!昼夜、と演奏会のハシゴして保谷まで足を運んだ甲斐がありました。
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