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野田一郎コントラバスミニリサイタル(宮崎、延岡)

2006年7月28日(金)19時開演

日本福音宮崎ルーテル教会にて

通奏低音:
チェンバロ - 加納 文子  コントラバス- 窪寺 昌一

◇プログラム
フレスコバルディ - 低音のためのカンツォーネ
エックレス - ソナタ イ短調(原曲ヴァイオリンソナタ)
ヘンデル - ソナタ イ短調(原曲オーボエソナタ)
ボッケリーニ - ソナタ イ長調(原曲チェロソナタ)


3年前にはじめてこの教会で演奏会をさせていただき、その時に少し弾かせていただいたこの教会のオルガンがきっかけで足を踏み入れたオルガン・チェンバロの世界。そして今回、その場所でチェンバロでのコンサートをさせていただけた。

前日の夜、宮崎入りし、その足で教会に行って練習。翌日午前中は一人で練習をさせていただき、午後になって野田さんと合わせ。
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ボッケリーニ(通奏低音-K教授)のリハ風景。真ん中にチェンバロが見えています。^^ 

本番前にはなんとか楽器にも慣れました。まだまだチェンバロでの表現力、響かせ方に余裕が少ないのですが、野田さんの音楽や音色はしなやかに柔らかく、自然に音楽に入っていくことができ、ほんとうに楽しめました。もっと自在になりたい!



2006年7月29日(土)15時開演

カルチャープラザ延岡ハーモニーホールにて

通奏低音:
ピアノ- 加納 文子  コントラバス-塩田 英治(延岡)

◇プログラム  宮崎と同じ


当日朝、10時頃宮崎のホテルを後にし、野田さんの運転する車で延岡に移動。時間がないのに道中碁石センターなるところに立ち寄ったりしながら、13時ちょうど会場に到着。即リハーサル開始。

前日までチェンバロのことを考えてきたので、ピアノを弾いていて「あ、そうだ、今日はクレッシェンドできるんだった」なんて思いながら慣らしていく。同じプログラムだけれど、当然のことながらチェンバロの時とは弾く音型も違う。リハの時には音が分散するような気がして響きに不安があったけれど、人が入るとちょうどよくなるホールなのか、本番では集中して音が聞ける状態になってひとまず安心。
野田一郎コントラバスミニリサイタル(宮崎、延岡)_c0061774_1144566.jpg

残念ながら家まで持って帰れなかった花束。




両日共に、野田さんは最近ガンバにのめりこんでいらっしゃる影響か(^^)昨年までよりもさらに自然な流れの音楽を、よく通る美しい音色で演奏された。常に進化を続けるこのような演奏家と共演させていただけることに感謝。

また、アマチュア演奏家ながら、宮崎K教授、延岡某繊維企業社員Sさんの通奏低音は前回にくらべてずいぶん余裕ができ、野田さんの音との対話も楽しみながら弾いていらっしゃる音楽に感服。熱心にこの曲に取り組んでこられたことがよくわかる。お二人ともそれぞれに見事に進化されていた。

私も前より少しはよくなったかな?…そういう問いかけに野田さんは「そりゃ、みんな進化してるでしょ!」

ほんと、そうでなくちゃね!!(^^)


お世話になったみなさま、ほんとうにありがとうございました。またの機会を楽しみにしております。