アンドルー・マンゼ & リチャード・エガー

2008年6月11日(水)19時開演

トッパンホールにて


◇プログラム
・J.S.バッハ:チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 BWV1015
・コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 op.5-7
・J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1集より第8番変ホ短調BWV853
・パンドルフィ・メアリ:ソナタop.3より 第2番、第6番

・ビーバー:ロザリオのソナタ 第1番《受胎告知》
・J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
・ビーバー:8つのヴァイオリンソナタより 第3番 ヘ長調

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以前にこの二人の組み合わせで、ヘンデルのソナタのCDを聴いて感動!それを生で聴けると思うと、開演前からドキドキしてしまいました。

今回のプログラムは、17世紀に活躍した作曲家の作品ばかり。エガーのチェンバロが骨格をしっかり作り上げて、マンゼのヴァイオリンはそれにある時は心地よく乗っかり、ある時は答えるように、ある時は逆にけしかけるように…と、とてもスリリングな演奏で心から楽しむことができました。どこまで行っちゃうの?って思えるほど、二人の演奏は自由奔放で、即興性があり…でもおさえどころはちゃんとおさえて骨組みはしっかり。

エガーのチェンバロソロで聴けたバッハ2曲もよかった~。平均律第8番のフーガに入ったときの繊細な音色!半音階的幻想曲の迫力ある即興的な演奏にもブルブル(^^)

マンゼは、えも言われぬ柔らか~い音色を出したかと思うと、楽器が壊れるんじゃない?と心配になるほどガリガリ弾いたり、その指と弓の動きはなんと速く、ゼンマイ仕掛けのお人形のようだったり…^^

二人とも、表現の針の振れがすごく幅広い。どの曲も終わったら、なぜかニコニコしてしまい(私がです)、満足度をなんとか演奏者に伝えたくて一生懸命拍手してしまうほど楽しめました。演奏会が終わってその余韻は、というと、実は「動」的な印象が強く、全体的にしっとりと楽しんだという感じがあまり残っていない。もちろん、ゆったりと聴かせてもらえる部分もたくさんあったのだけれど…演奏者たちは雄弁で、ちょっと強烈だったのかも(^^)

聴き終えて、やっぱりバッハ、ヘンデル(アンコールで演奏された!)の作品はすばらしい、と改めて再確認。そうそう、NHKのカメラが入っていました。いつかハイビジョン?で放映されるでしょう。


この演奏会では、なんと宮崎からK教授が来ていらっしゃいました。少し前に、この日出張で上京されるとの連絡をいただいたので、「私はマンゼとエガーの演奏会に行く日なのです!」とちょっと自慢したところ、K教授もそれからチケットを入手され、会場でお目にかかることができました。このマンゼとエガーのコンビでの日本公演は今回が初めて。それをチラシで見た、宮崎在住江戸っ子のK教授は「初物は75日長生き出来るンですよ!」と変なところでもご機嫌のご様子でした。


さて、今日12日は関東地方、午前中よく降りました。でも、午後からは晴れ、夕方に晴れ間が出てきました。ちょっと冷える一日でした。
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今日午後7時過ぎの空↑。ずいぶん日が延びたものです。
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