手作りクラシックコンサート

2008年7月5日(土)18:30開演

熊谷文化センター文化会館にて

演奏:東京ハルモニア室内オーケストラ


◇プログラム
・ヴィヴァルディ:四季より「春」「夏」
・バッハ: 管弦楽組曲より アリア
・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調

・チャイコフスキー:弦楽セレナーデより ワルツ
・エルガー:弦楽セレナーデ 作品20
・モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク

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昨日は日本最高気温で有名な埼玉県熊谷に行ってきました。

熊谷にクラシック音楽を気軽に楽しめる機会を増やしたいと、熱意をもって活動していらっしゃる方々による手作りコンサートです。手作り、と言っても立派なもので、パンフレットも立派なしっかりしたものが出来ているし、ボランティアで大勢のお手伝いの方もそれぞれの分担をこなされていました。

私にとっては合奏とチェンバロで合わせるのは当日がまったくの初体験!ホールの響きに慣れ、楽器に慣れ、合奏に慣れ…ということに時間もかかるので、ゲネプロではなんだか思うようにはいかず、一人静かに落ち込んでいました。おまけに、急に「はじめの一曲が終わったあとにチェンバロだけの音をみなさんに聞いていただきたいから何かソロを弾いてください」って!!

それなら早めに言ってくださればいいのに~って思いましたが、何か既成の曲を弾いてしまっては、せっかく考えられたプログラムの流れをじゃましてしまうし、それよりそんなレパートリーないし!…当日チェンバロを貸してくださった楽器製作者の横田さんにもご相談して、じゃあ次のプログラムはニ長調だからニ短調のバス課題にアルペジオでも適当につけて、即興風の曲にしましょうか…ということになり、ひとしきり案を練って準備。

後半プログラムのゲネプロ風景です。
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本番では、ゲネプロでの感覚を手がかりにしながら、演奏者全員の気持ちもいい具合に集中し、一体化し、音楽を楽しみながら演奏することができました。500席ほどの客席は7割ほど埋まっていたでしょうか、とても集中して一生懸命に聞いてくださるお客様で、ステージと客席が一体となった気持ちの良い本番になりました。

チェンバロデモンストレーションでは、チェンバロらしい響きをわかってもらえるようにと思って8小節+αの短いバス課題にゆったりそれらしくいろんなパターンの音型をいれながら弾いてみたら、結構メンバーのみなさんにも楽器の横田さんにも好評でホッとしました。

通奏低音デビューなんとか無事終了です。通奏低音って癖になる楽しさがあるみたい!もっと上達してどんどん演奏する機会ができればと思います。

後半のプログラムは気楽に客席で楽しませてもらいました。はじめステージで弾いたときにはデッドなホールだと感じましたが、お客様が入ったほうが響きが自然になったし、客席で聞いた限り、決して残響のあるホールではありませんが、壁にちゃんと音が反響して立体的に聞こえてきました。

ハルモニアの演奏はいつも思いますが、私たちの年代の女性が中心のオーケストラ(昨日はコントラバスの方だけが黒一点)ですが、音質も柔らかみがあり、音楽もきつくなく、とても心地よい響きがして私は好きです。何より、メンバーは入れ替わったにせよ、30年以上?年に2回の定期演奏会とそれ以外の決まった地方公演を続けてきたという積み重ねを感じました。

終演後は、スタッフの方々と打ち上げがありましたが、私と数人の遠方組は15分ほどで退座させていただき帰宅。9時過ぎにホールを出ると、熊谷の夜はむ~~っと熱帯夜の暑さ!!

今回ご一緒させていただける機会をくださった東京ハルモニアオーケストラのみなさん、笑顔でてきぱきとお仕事をされていた熊谷手作りコンサートのスタッフのみなさま、そして、とても弾きやすい響きのよい楽器を貸してくださった横田さんには楽器のみならず、演奏の面でもいろいろアドバイスもいただき、みなさんにはほんとうに感謝しております。また何か機会がありましたらよろしくお願いいたします!
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