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煌めいて ラ・カンパネラ コンサート2009

昨日5月22日(金)は午前中、本郷三丁目へ合唱団の練習。前夜より頭が重いし、眠いし、気分低迷。電車の中でも眠る眠る…帰りの電車でも眠る眠る…帰ってからも眠くて、夜のコンサートまで少し寝て…と思って、眠ってしまった2時間も!気がついたら夕方は6時10分!それでも、ご近所のホールだったので、遅れてもいいからとにかく行こう!と車で向かい、ギリギリ7時にホール入り。青葉台フィリアホール。

女声合唱団「ラ・カンパネラ」のコンサート。ホールはほぼ満員。2階ライトの後方に一つ席が空いていたので、やや年配のご夫婦らしきお二人のお隣に座らせていただきました。

アマチュアと言っても、実力派の合唱団。前半は常任指揮者の辻秀幸氏の指揮による、アフリカンソングと、大手拓次作詞・木下牧子作曲「悲しみの枝に咲く夢」という、なんとも艶っぽい歌。後半には、新実徳英さんの作品を、作曲者みずからの指揮で聴かせていただきました。

新実さんのシンプルな作品で聴かせてくださった、見事なハーモニーと柔らかい響きは特に印象的。この合唱団の魅力の一つでしょう。

ただ、カメラマンのおじさんが、まるで森の中を歩き回る狩人のように、一階席、二階席、レフトにライトに…ととっても目障りだった上に、曲の最後のものすごく美しいピアニッシモの、それもほんとうに美しいハーモニーで歌って消えていく瞬間に「カシャッ!」…それはないでしょ!それも何度も。。。きっと、どの曲でもあっちからこっちから、いい写真が残ったことだと思いますが、聴いている立場としては、気になってしまってほんとうにほんとうに残念でした。あのホールは、カメラマンも動きが目立つので仕事しづらいかも。

そうそう、お隣に座っていらしたご夫婦が、曲間や休憩中にお話されていた内容が楽しくて…おじさまの言葉で覚えているいくつかを内緒でご披露!

・オープニングに団員の皆さんが黒のTシャツ、黒のパンツに、アフリカンソングに合った色鮮やかな布を纏ってステージに登場しはじめると…

  「あ、若いよ、若い!若いじゃない!!」(なんだか嬉しそうだった)

 全員がステージに並びました。

  「おばさんだよ…」。。。


・前半ステージが終わり、花束をもらって袖に帰っていく指揮者を見ながら…

  「ありゃ、でかいなぁ。あの身体じゃいい声でるだろうねぇ~」


・後半、新実さんと辻氏のトークのあと、新実氏がステージからはける時に、辻氏が新実氏に向かって、どうぞお先に、と丁寧にお辞儀をした時。

  「ふ~ん、あっち(新実さん)が偉いんだ!」

…ほかにも楽しそうにお話(独り言?)されていましたが、最後の最後、アンコールの「聞こえる」が終わった瞬間には、そのおじさま、「ほぉ~~」っという溜息のような一声。満足されていたご様子で、なんだか私も嬉しかった。