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三國 正樹 ピアノ・リサイタル “ピアノ音楽と19世紀” 第12回

「ピアノ音楽と抒情性」

2009年5月24日(日)14時開演

ムジカーザにて

◇プログラム
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第24番 嬰へ長調 作品78(「テレーゼ」)
ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 作品79(「かっこう」)
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 作品81a 「告別」

ドビュッシー
バラード

ショパン
バラード第1番 ト短調 作品23
バラード第2番 へ長調 作品38

ブラームス
狂詩曲 ト短調 作品79の2

(アンコール)
ステンハンマル: 「3つの幻想曲」より第1番

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いつものことながら、安定したテクニックと音楽性。余計な感情を移入していない演奏なのに、緩徐楽章がとにかく美しい。

一連のプログラムを聞いているうちに、ベートーヴェンやドビュッシー、ショパン、ブラームスたちが、ピアノという楽器の可能性を駆使して、自分の語法ですばらしい作品を残したんだなぁってあらためて感じ、迷いある私の耳に聞こえてきたことは…

「偉大な先人たちの残した、偉大な作品に、謙虚に、無心に、とにかく対峙していなさい!」


は~い!