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バロックダンス講座

以前から気になっていた「バロックダンス」について、某音楽高校で公開講座があり保護者も受講OKということで参加してきた。講師は市瀬陽子氏(ダンス)と同校の愛されるソルフェージュの先生であるローラン・テシュネ氏(チェンバロ)及び大学生によるバロックヴァイオリン2名+ビオラ・ダ・ガンバ1名によりアンサンブル。

実際の演奏に合わせて市瀬さんの華麗で優雅なダンスを見る。OHPでベルサイユ宮殿の今昔の様子を見たり、ずっと長いあいだわからなくなっていたが近年になって見つかったという当時のダンスのステップを表した図(音楽でいうと楽譜にあたるもの)を見せてもらったりしたあと、受講者も実際に体を動かしてステップを踏んでみる。

6拍(2小節)をワンサイクルとして考え、1拍目と3拍目にアクセントがくるメヌエットと、跳躍の入るガヴォットを簡単に教わる。アクセントの来る拍ではからだは沈むのではなく、頭の位置が一番高くなる。つまりアウフタクトでちゃんと準備ができないと1拍目が決まらない。…など、リズムの取り方、ステップの基本などやってみて、なるほど!と思ったことも多く、興味深い分野。今日はほんの一部をおそわっただけだったが、さらにいろいろな舞曲のステップをおそわりたいものだ。(自分で踊るのは無理だとわかっているけど)有意義で楽しい2時間だった。